短歌を詠みます。
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ペン先をゆがませながらしたたらす筆跡わたしは青ではじまる
これは君の空、ベランダに囲われた視界が私の通信手段
呼んでないものがくる日は君の名をとなえる 10金みたいなちから
腕時計をかたりと外す今きざむ時間は誰にも知られたくない
喉笛を狙える位置にとめられたフォークの鋭利にしばし見とれる
くったりと寝入った君をなでながら小春の午後をゆっくり食べる
夢でみた色を見つける 世の中の触れられるまで眠るものたち
どの道を進んで生きても同じこと私目がけて降ってくる雨
息も悪も恐れも恋も燃え上がる心という字、あれは火なのだ
燃えるもの君より多く持ちたくて夜明け静かに細胞をとぐ
床に差す光にやわく手をひたし次はさわれぬものに生まれる
呼吸まで閉じ込めておく副題をつけてこのままページを閉じる
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「かばん」2013年2月号 特別作品
これは君の空、ベランダに囲われた視界が私の通信手段
呼んでないものがくる日は君の名をとなえる 10金みたいなちから
腕時計をかたりと外す今きざむ時間は誰にも知られたくない
喉笛を狙える位置にとめられたフォークの鋭利にしばし見とれる
くったりと寝入った君をなでながら小春の午後をゆっくり食べる
夢でみた色を見つける 世の中の触れられるまで眠るものたち
どの道を進んで生きても同じこと私目がけて降ってくる雨
息も悪も恐れも恋も燃え上がる心という字、あれは火なのだ
燃えるもの君より多く持ちたくて夜明け静かに細胞をとぐ
床に差す光にやわく手をひたし次はさわれぬものに生まれる
呼吸まで閉じ込めておく副題をつけてこのままページを閉じる
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「かばん」2013年2月号 特別作品
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