短歌を詠みます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
断定の言葉や覚悟を息よりも急いて吐き出す少年の口
茫漠と広がる闇に立ってなお射竦める眼に奪われていた
瞬間を踏み抜くように生きていくここではどこを向いても墓場
静謐なまばたき見てきたものの分あなたのまぶたは重たくうごく
散り際もあまさずに見るいつだって視界を乱さぬようにしてきた
たくさんの名前を負って飛ぶ背中終生ひとのものにはならない
ひとときはおまえの呼吸に安らいだ休息が安息でなくとも
来世でもその眼は鋭いままですか 背負われたまま流れて彼岸
---------------
「かばん」2013年11号
PR
この記事にコメントする